交代浴のやり方
以前睡眠の記事の時に載せた交代浴について今日は詳しく書いていきたい。
交代浴とは、効果的な入浴の仕方で身体の血流を良くして疲れを取りやすくする。というものである。
使う道具は特にいらないし、簡単にできるので是非やってみてほしいと思う。
まずお湯の温度は41℃~42℃と自分は少し高めに設定している。
その方が冷水を当てた時のギャップが大きくなるので効果が高くなるように感じる。
手順
1、湯船に浸かる(5分~10分程度)
2、ふくらはぎを中心に全体に冷水のシャワー(10℃~15℃位?)を当てる(1分程度)
3、再び湯船に浸かる
1~3を数回繰り返す。
これだけである。
自分は時間を計るのが面倒なので「大体温まったな」と思ったら湯船から出てすぐに冷水のシャワーを浴びるようにしている。
回数もその時の気分次第で2回で止める時もあれば5回くらいやるときもある。
こうしなきゃいけないというルールは特に無く、自分に合った入り方を見つけて気楽にやるのが長く続けるコツなのかもしれない。
なぜこの交代浴が疲れを抜くのに良いとされているかというと、筋のポンプ作用を利用しているからである。
湯船に浸かって温まった身体の表面にある毛細血管は大きく膨らんでいる状態になる。
基本的にこの状態でも血流は促進されているのだが、ここで冷水のシャワーを当てることによって膨らんでいた毛細血管が急激に『ギュッ!!』収縮を起こす。
再び湯船に浸かることで収縮を起こしていた毛細血管が一気に膨張しさらに血流が促される。
この時に筋のポンプ作用が働いているわけだが、
分かりやすくこれを説明すると。。
血液は、心臓から送り出され身体に栄養を届ける動脈血と老廃物を取り込み心臓に戻ってくる静脈血に分けられる。
動脈の場合、心臓の拍動の力があるので血流が悪くなることはあまり無いが
静脈はその力も無い状態で、さらに足などの末端にある血管は重力に逆らって心臓に帰ってこなければならない。
したがって、血流が滞り安い状態になりやすい。(一般的な¨むくみ¨はこれが原因で起こる)
そこで身体は筋肉の力を借りて血流を(特に静脈)促している。
筋肉は伸びたり縮んだりする特性があり、そのときに血管を動かして血流を促進させることを筋のポンプ作用という。
冷やしたり温めたりすることで、筋のポンプ作用がさらに活発になる。
血流が良くなればその分老廃物も除去されるので結果的に疲れが取れやすいということになる。
自分はこの性質や特性を応用して、男性の薄毛にも有効なんじゃないか?と考えた。
頭皮にも筋肉や血管があり、血流によって毛根を栄養している。
筋ポンプ作用によって 頭皮の血流を良くすれば薄毛を予防できるんじゃねえの?と思ったのである。
まだそんなことを気にする年齢ではないが、遺伝的にやばそうな感じなので
実験してみることにした。
手順
1、普段どおりシャンプーする
2、少し熱めのお湯で洗い流す
3、泡を大体落としきったら、温度のつまみを一気にひねり冷水にする
4、 20秒~30秒、頭全体に当てて再び熱いお湯に切り替える
2~4を数回繰り返す
自分はこの頭の交代浴をかれこれ3年はやっているが、思いのほか効果がでていると感じる。
医学的、科学的根拠は全く無いと思われるが、以前より毛が太くなってボリュームが出てんじゃね?という実感がある。
冷水を頭に当てた時も、血管が『ギュッ!!』と引き締まった感じがしていかにも効果がありそうな感じがする。
なによりもそれ自体が快感になってしまい習慣になり今では止められなくなってしまった。
まあ、これはやる必要無いが、、、
気になる人は一度試してみるといいかもしれない。くせになります。
銭湯や温泉に行くと大体『水風呂』がある。
そういった意味であれは非常に理にかなったものだと言える。
シャワーよりも一気にに身体全体を冷やしてくれるので、より効果が高い。
温泉に行って水風呂があったら積極的に利用しよう。
(ただし、心臓に負担をかけるので慣れない人はゆっくり様子を見ながら徐々に入るように!!)
かぐらたる所以
たまには趣味の事も書いてみようっと。
2月27日に新潟のかぐらスキー場にスノーボードをしに行った。
前からスノーボードは好きで、今年もすでに5回滑りに行った。
さらに今年は板、パンツ、ヘルメット、グローブを新調し、気分もノリノリであった。
今回は、初のボードとスキーという組み合わせで行った。
スキーの速さについていけるか?という不安を抱えていざ車に乗り込んだ。
因みに、コンディションは最高。前日まで雪が降ってパウダーがあり。
天気は晴れ。
確実に今年行った中では最高に良い。
いいじゃないか。いいじゃないか。
土曜日ということで人の数はまあまあ多かった。
ただ、ここはかぐら。コースも多く、とても広いスキー場なのでリフトで待つということはほとんど無かった。
頂上からの景色はこんな感じ。
視界良好、雪も風もなく、しかもパウダー。
文句なしのコンディションだった。
かぐらに行ったことがある方はご存知だと思うが、
ロープウェイに乗って、かぐらゴンドラに乗ってから下に降りるコース、
とてつもなくなだらかな傾斜が続く。
そりゃあもう尋常じゃないくらいのなだらかな傾斜。
ワックスがけが甘い板なら『スッ!』と止まってしまうほどの傾斜。
ビンディングを外して歩いては、滑り、また止まっては外す。
という過酷なルーティンを制したものにゴールという栄光のかけ橋が待っている。
これが僕が勝手に名前を付けた
K・A・G・U・R・A・Z・A・K・A
そう、神楽坂である。
まさにかぐらスキー場のかぐらたる所以である。
そうならないために、かぐらに来る前日は完璧にワックスをかける。
自分はガリウムのホットワックスを使っているが、大分このワックスがけも慣れてきた。
人によってはスキー場に行くたびに毎回かけてる人もいるらしいが、自分は面倒くさがりなので2~3回に一度のペースでやっている。
とにかくこのワックスのおかげで、一度も止まらずに最後まで滑ることが出来た。
嬉しかったなー。
一緒に行ってくれたスキーの友達も久々のパウダーに大変興奮し、楽しんでいた。
心配していた、スキーの速さについていけるか。という問題は何とかセーフだった。
今年5回行っているのでそれが練習になって何とかなったのだろう。
まだまだ、スノボーのシーズンはこれからなのであと2~3回は行きたいな。
風邪に対する考え方
今の時期、何かと多いのが『風邪』
今回は、自分がやっている風邪に対する予防と、なってしまった時の対処法を書いていく。
自分はここ3年~4年くらい風邪をひいていない。
しかし、幼いころは身体が丈夫でなく、よく風邪をひいていた。
健康に少しずつ目覚め、風邪をひかない身体を造ってきた。
その考え方みたいなものを伝えたいと思う。
まず、予防。
これは手洗い、うがいが基本になってくる。
自分は、外から帰ってきたら必ず手を洗って、うがいをする。
やり方にもポイントがあって、
石鹸で2回洗う。ということ。
実は1回だけだと、爪の間や指の隙間にばい菌が残っている可能性がある。
2回洗うことでそれを完全に落とし切る。
うがいも2回~3回行う。
口の中を一回ゆすいだ後、喉の手前と奥を意識して数回やると良い。
予防のもう一つのポイントは、
食事、運動、睡眠のバランスがしっかり保てていて健康な身体を維持する。
ということだろう。
特に身体が疲れている時は要注意だ。
免疫力が落ちて、風邪をひきやすくなる。
疲れを感じた時は、速やかに疲れを取るように工夫しよう。
また、疲れない身体を造る。ということも大事だ。
そして、いざ風邪をひいてしまったときどうするのか?
いくら気を付けていたとしても風邪をひくときはひいてしまう。
そんな時どうすればよいか??
まず、自分はよっぽどのことがない限り薬は飲まないし、医者にも行かない。
医者に行かない理由としては単純に医者が嫌いだということと、
ただの風邪の場合、薬を出されて終わり。
行っている時間があれば家で休んでた方が早く治る。
あと自分は、ただの風邪とそうじゃない何かの病気や疾患を区別できるので
医者に行くほど身の危険を感じた時は行くが、普通の風邪の時は行かない。
(あくまで自分の考え方で、不安な人は行った方がいいですよ!!)
薬を飲まないようにしている一番の理由としては、
『薬に頼ってしまう身体になる』ということ。
そもそも薬というのは風邪を『治す』効果は無い。
症状を抑えたり、感じなくさせたりするだけのもの。
そして、熱が上がったり喉が腫れたりする症状は治すために必要な過程であり
薬によって無理やり抑え込むものではないと自分は考えている。
元々、人間の身体には自己治癒能力が備わっていて、何もしなくても風邪というのは
治ってしまう。
風邪を治すポイントはいかに余計なことをしないかにかかっている。
栄養なんかもなるべく摂った方がいいように錯覚するが風邪のひきはじめは何も食べない方が良い。胃に負担をかけて、体力を消耗してしまうからだ。
ただし、水分とミネラルは小まめに摂った方が良い。ときどき白湯なんかも取り入れて、塩分と水だけはしっかりとっておく。
よく、スポーツドリンクなどを飲む人がいるがこれは良くない。
スポーツドリンクは大量の糖分が入っているので、消化吸収に負担をかける。
水が一番良い。
そうやって身体を冷やさないように温めながらしっかり休むようにする。
症状が落ち着てきたら、消化にいいものから少しずつ食べるようにする。
タンパク質の中でも卵は消化にいいのでおかゆと混ぜて食べたり。
生姜は身体を温めるのに良い。ニンニクも体力をつけてくれるので少し摂る。
繊維質の多い野菜は、消化に悪いのであまり食べない方が良い。
同じ理由で分厚い肉なんかも避けたほうが良い。
そのようなことに気を付けて食事を摂っていれば大体の風邪はすぐ治る。
"マゴワヤサシイ"を食べる。
食から健康を考える際、困ったときの語呂合わせというものがある。
これはとある日の自分の昼食だが。。。
・雑穀を混ぜた玄米
・味噌汁
三大栄養素とは?
睡眠について~その⑩~
睡眠について色々自分の考えを書いてきたが、一応今回で最後になると思う。
しかし、自分にとって質の高い睡眠をとるという事は一生のテーマになっていくと思うので、また新しい情報を得たり、発見があった場合、その都度伝えていきたい。
そもそもなぜ自分が睡眠に興味を持ったかというと、健康な身体を作る事にも興味があったが不眠で悩んでいたというのが一番の理由である。
身の回りにも『寝つきが悪い』『よく眠れない』という人が結構いたし、今現在も多いような気がする。
こういった悩みの原因というのは精神的な面に影響することが多い。
自分の事で言うと学生時代、勉強が追い付かずテスト前になると不安で寝れないことが多かった。
特に卒業試験、国家試験の直前というのは、いくら勉強しても落ち着かないので寝れない。かと言って次の日の仕事にも影響があるので、寝ないわけにはいかない。
布団の中でもやもやしている間に時間は経っていく。結局、眠いのを我慢しながら朝仕事に行く。という日々が続いた。。。
最終的に卒業でき、国家試験も受かったので良かったが、身体の面を考えるとかなりキツかったし負担をかけていた記憶がある。当時の自分は明らかに睡眠不足だった。
人間このような不安ごとがあったり精神的にまいっている状態でいる限り、
いくら今までブログで書いてきたことを実践してもなかなか熟睡するというのは難しいと思う。
人は覚醒状態でいる(起きている)限り、常にそういう不安ごとや悩みにさらされ、夜、布団に入ってからもなかなか頭から離れることはない。
これでは寝付くことも出来ないし、質の高い睡眠をとることも出来ない。
このように精神的な影響が明らかにあり、睡眠がうまく取れないという人は
まずそこから改善しなければならない。
「そんなことが出来たら苦労しねえんだよ」と言われてしまいそうだが本当にその通りで、
激動の日本を生き抜いている人それぞれに悩みや不安ごとがあって当然だしそのレベルもさまざまだ。
他人から見たら大したことない悩みでも本人にとっては重大な悩み。
国家レベルで物事が動くような政治的な悩み。将来の悩み。環境は汚染されてないか?という自然の悩み。
世の中悩みだらけだ。
万人に通用する『不安を解消する技術』なんてものがあったら教えて欲しいものだし、そんなものは存在しないと思う。
結局、自分の悩みは自分にしか分からないし。自分自身で解決するしかない。
ここからは、こういった悩みや不安ごとからどうやって脱出するか自分なりの考え方を書いていく。あくまで自分自身の感覚で書いていくのでこれを読んでくれた人に当てはまるかは分からないし、一つの意見や小僧のたわ言として聞いて欲しい。
まず、悩みや不安ごとがあるといったような精神状態の時は冷静でないことが多い。
紙とボールペンを用意する。その紙に、何が不安でどんな悩みがあって、どのような理由で寝付けないのかを細かく具体的に書いてみる。
大体書けたら、今度はその悩みを解決するためにどういう行動をとっていけば良いかを考えて、細かく書いていく。(自分で思いつかなかったら調べたり人に聞いたりする)
書いたことを基にして悩みを解決するために計画を立てて実行する。
こうやって紙に書き起こすことによって客観的に自分を見ることが出来る。
そうすると冷静になる。
冷静になると正しい判断、行動がとれるようになる。
場合によってはこの時点で「そんなに大した悩みじゃなかった」と自分で気づき、解消することもある。
仮に自分が当時の悩みであった『勉強』について例を挙げると、
~悩みの原因~
・普段の睡眠が少ないせいで記憶力が悪くなっている
・テストの結果を基に何が得意で何が不得意かを判断する
・暗記の仕方に問題は無いか?
・分からないことは積極的に先生に質問してその場で問題を解消できているか?
~解決するために~
・脳を休ませるためにも一日最低○○時間は睡眠をとる。
・不得意なものは基本をしっかり抑え、得意なものはより伸ばせるように具体的な勉強の計画を立てる
・効率の良い暗記の方法を人に聞いて実践してみる
・少しでも分からないところがあれば積極的に質問する。
という具合だろうか。
本当はもっと細かく具体的に書きたい。
とにかく紙に書くという作業がとても効果的なように思える。頭で考えていてはだめだ。
この紙に書くという方法は理由があり自分にも簡単に解決できる悩みで冷静になれていない時は効果的だが、世の中理由のない悩みというのが存在する。
つまり「なぜか分からないが不安でしょうがない」「精神的に不安定」といことだ。
はっきり言うと¨鬱¨のような症状だろうか。
こういう時はどうすればよいか?
職業柄、それらを使用している人たちを何人も見てきたが絶対に良い方向に向かうということは無い。
むしろハマればハマるほど躁鬱が激しくなり、病気になりやすくなり抜け出せなくなる。
何より目つきや表情がだんだん暗くなっていき皆、同じようになってしまう。
このような状態になってしまうと脱出するのは中々難しい。
程度の差はあれど、このような悩みを持っている人は少なくないと思う。
それは『心療内科』や『精神科』が一向に減らずむしろ増えていっているのが物語っている。
ただ、こういった症状は病院に行って治るものではない。中には改善する人もいるかもしれないが、ほとんどが改善しないだろう。特に薬を処方された瞬間に。
ではどうすれば解決するのか?
最初に『理由のない悩み』と書いたが、こういった悩みにも必ず『理由』があるはずで、
それを注意深く観察して自分や身の回りの人の協力で解決していくしかない。
仕事であったり、恋愛であったり、居住環境であったり、人付き合いであったり、まあ人間関係であることが多いようだが・・・
自分の場合、そういう時は徹底的に心身共に休む時間を作るようにしている。
とにかく休んで、気晴らしをしてリフレッシュする。
登山に行き、温泉に行き、マッサージを受け、映画を観て、バイクに乗り、おいしいものを食べに行き、香りの良いコーヒーを飲みながら読書をする。冬の時期はスノーボードをするのもいい。
社会と自分を一切切り離して、趣味に没頭する。
するとその時は嫌な事でも忘れることが出来る。
自分自身に何か悪い事が起きたとしてそれを抱え込んだままでいるより、こういう逃げ道や気晴らしみたいなものを持っておくというのも一つの手だと思う。
それでもダメな場合はどうすればよいか?
もうどんな手を尽くしても悩みが消えない。不安が消えない。
そんな時が来たら?
嫌な事、面倒な事を辞めてしまう。
仕事を辞める。恋愛することを辞める。日本に居ることを辞める(引っ越す)。嫌な友人関係は思い切って絶つ。
間違っても生きるのを辞めてはいけないのは言うまでもない。。。
そうすることで沢山の犠牲が出てくるだろうが、精神的にそこまで追い詰められた状態の時はそのままじっと耐えているより、まだ良いと思う。
そしたら今日、今この瞬間に生まれたつもりでまた人生を始めるのだ。
そこには『希望』しかない。悩みや不安など必要でなくなる。
睡眠というテーマから大分話が脱線してしまったが、何が言いたいのかというと
健康を保つということは心も健康でないといけないということだ。
心に何か問題が出た場合、心はひとそれぞれ違うので、自分なりの解決策を持っておく。それと、
周りの人もその異変に気が付いたら、丁寧に教えてあげて、いっしょに解決していくということも必要だろう。
良い睡眠をとるには、心も健康でないといけない。
自分も健康な身体を作るために心をもっと強くしていきたい。
睡眠について~その⑨~
適切な睡眠時間はどれくらいなのか?
どれくらい寝れば身体が休まるのか?
短時間睡眠は可能なのか?
これはずっと自分が追い求めて来たテーマで、これからも更新され続けていくと思う。
今回は、これらについて書いていく。
アスリートタレントの武井壮さんは一日45分が平均の睡眠時間だと何かの番組で言っていた。
それだけ聞くと「そんな人間がいるわけがない」と思ってしまうが、自分は「そういう人がいてもおかしくない」というように思えるようになってきた。
彼のツイッターを拝見していると、時々睡眠について触れているがその日の体調や筋肉の状態に合わせて寝る時間や習慣を細かく調整している。
その細かい調整が実に見事で、適切な食事や運動、睡眠の習慣などを自分の身体の状態に合わせてベストな環境を整えている。
素晴らしい。
このレベルに行くまではかなりの努力が必要で、自分の身体を熟知していなければならないし健康に関する知識も必要だ。
彼はスポーツだけでなく身体を回復させる能力についてもプロだと言える。
なるべく短い時間で、なるべく質の高い睡眠を追い求めた結果、1日45分という超短時間睡眠を生み出したのだと思う。
自分も見習うところがたくさんある。
これは極端な例だが、工夫次第で睡眠時間を縮めることはできる。もちろんしっかり熟睡し、疲れをとった状態で。
基本的には今まで書いてきたようなことを実践すれば、それに近づくことはできる。
そして重要なことがもう一つあって、これは睡眠のことだけでなく健康を考えるうえでも大事なことだが、
『自分の身体と会話する』ということ
今、自分の身体が何を欲しているのかいないのか、どんな信号を送っているかを表面的でなく、内側の奥のほうから感じ取り、判断し臨機応変に適切な行動がとれるかということ。
とても難しいがかなり重要なことだ。
睡眠のことで例を挙げると、
「今日はいつもよりハードに動いて疲れが出ているから胃に負担をかけないように消化に悪いものを避けて夕食をとろう。お風呂にゆっくり浸かってストレッチを入念に入れよう。いつもより少し多めに睡眠時間を確保しよう。」
という感じだろうか。
あくまでこれは自分が身体と会話して出した答えであって、他の人には合わないかもしれない。生活や身体は人それぞれなのでその人に合った習慣や対処法を見つけなければならない。そのために自分の身体と会話をするということが必要になる。
身体の変化をよく観察して、上手く自分の身体に合った対処ができるようになると自分なりの『健康観』みたいなものを育むことができる。
その積み重ねが自分の身体と会話するということであり、熟睡することであり、睡眠時間をなるべく効率よく少なくするということにつながってくる。
なので、睡眠時間を少なくする。という考えもあくまで自分の理想であり、全員が当てはまるものではない。
長い時間寝たほうが体調がいい人は何も迷うことなくそうするべきだ。
他人は関係ない。
とにかくいろんなことを試してみて¨自分に合った¨方法を見つけてそれを習慣にすることが大事だ。
話が大分逸れてしまったが、最初のテーマに戻ると、
・短時間睡眠は可能か?
これは自分の経験から言うと、今までブログで書いてきたことを実践し、熟睡すれば4時間半までは縮めることができる。それ以上はできない。しかし武井壮さんのように超短時間睡眠の人がいるのも事実。
・適切な睡眠時間は?
これは熟睡できたかどうかで変わってくるし人それぞれ体質や生活習慣も違うので、一言で[○○時間]ということは出来ない。
基本的には90分1サイクルの法則で睡眠時間を調節する。
一般的には8時間以上は寝すぎ、4時間半を下回ると睡眠不足となるのでその間で自分に合った時間を設定する。
・どれくらい寝れば身体が休まるのか?
これも同じ話になってしまうが、睡眠の質が重要になってくる。 いくら浅い睡眠を長くとったとしても身体は休まらない。深くて質の高い睡眠が取れれば身体はしっかり休まり、いくらでも時間を縮めることはできる。睡眠は量ではなく質。
自分はどんなに体が疲れていても、ちゃんと熟睡できれば6時間以上は必要無いと思っている。逆に6時間以上寝てしまうと身体がだるくなってその日一日がボーっと気が抜けたような状態になってしまう。