睡眠について~その⑨~
適切な睡眠時間はどれくらいなのか?
どれくらい寝れば身体が休まるのか?
短時間睡眠は可能なのか?
これはずっと自分が追い求めて来たテーマで、これからも更新され続けていくと思う。
今回は、これらについて書いていく。
アスリートタレントの武井壮さんは一日45分が平均の睡眠時間だと何かの番組で言っていた。
それだけ聞くと「そんな人間がいるわけがない」と思ってしまうが、自分は「そういう人がいてもおかしくない」というように思えるようになってきた。
彼のツイッターを拝見していると、時々睡眠について触れているがその日の体調や筋肉の状態に合わせて寝る時間や習慣を細かく調整している。
その細かい調整が実に見事で、適切な食事や運動、睡眠の習慣などを自分の身体の状態に合わせてベストな環境を整えている。
素晴らしい。
このレベルに行くまではかなりの努力が必要で、自分の身体を熟知していなければならないし健康に関する知識も必要だ。
彼はスポーツだけでなく身体を回復させる能力についてもプロだと言える。
なるべく短い時間で、なるべく質の高い睡眠を追い求めた結果、1日45分という超短時間睡眠を生み出したのだと思う。
自分も見習うところがたくさんある。
これは極端な例だが、工夫次第で睡眠時間を縮めることはできる。もちろんしっかり熟睡し、疲れをとった状態で。
基本的には今まで書いてきたようなことを実践すれば、それに近づくことはできる。
そして重要なことがもう一つあって、これは睡眠のことだけでなく健康を考えるうえでも大事なことだが、
『自分の身体と会話する』ということ
今、自分の身体が何を欲しているのかいないのか、どんな信号を送っているかを表面的でなく、内側の奥のほうから感じ取り、判断し臨機応変に適切な行動がとれるかということ。
とても難しいがかなり重要なことだ。
睡眠のことで例を挙げると、
「今日はいつもよりハードに動いて疲れが出ているから胃に負担をかけないように消化に悪いものを避けて夕食をとろう。お風呂にゆっくり浸かってストレッチを入念に入れよう。いつもより少し多めに睡眠時間を確保しよう。」
という感じだろうか。
あくまでこれは自分が身体と会話して出した答えであって、他の人には合わないかもしれない。生活や身体は人それぞれなのでその人に合った習慣や対処法を見つけなければならない。そのために自分の身体と会話をするということが必要になる。
身体の変化をよく観察して、上手く自分の身体に合った対処ができるようになると自分なりの『健康観』みたいなものを育むことができる。
その積み重ねが自分の身体と会話するということであり、熟睡することであり、睡眠時間をなるべく効率よく少なくするということにつながってくる。
なので、睡眠時間を少なくする。という考えもあくまで自分の理想であり、全員が当てはまるものではない。
長い時間寝たほうが体調がいい人は何も迷うことなくそうするべきだ。
他人は関係ない。
とにかくいろんなことを試してみて¨自分に合った¨方法を見つけてそれを習慣にすることが大事だ。
話が大分逸れてしまったが、最初のテーマに戻ると、
・短時間睡眠は可能か?
これは自分の経験から言うと、今までブログで書いてきたことを実践し、熟睡すれば4時間半までは縮めることができる。それ以上はできない。しかし武井壮さんのように超短時間睡眠の人がいるのも事実。
・適切な睡眠時間は?
これは熟睡できたかどうかで変わってくるし人それぞれ体質や生活習慣も違うので、一言で[○○時間]ということは出来ない。
基本的には90分1サイクルの法則で睡眠時間を調節する。
一般的には8時間以上は寝すぎ、4時間半を下回ると睡眠不足となるのでその間で自分に合った時間を設定する。
・どれくらい寝れば身体が休まるのか?
これも同じ話になってしまうが、睡眠の質が重要になってくる。 いくら浅い睡眠を長くとったとしても身体は休まらない。深くて質の高い睡眠が取れれば身体はしっかり休まり、いくらでも時間を縮めることはできる。睡眠は量ではなく質。
自分はどんなに体が疲れていても、ちゃんと熟睡できれば6時間以上は必要無いと思っている。逆に6時間以上寝てしまうと身体がだるくなってその日一日がボーっと気が抜けたような状態になってしまう。