三大栄養素とは?

 

食事から健康を考えるときに『栄養』は欠かせない存在。
中でも三大栄養素は大事な要素なので今回はこれについて書いていく。
 
 
 
 
 
 
 
三大栄養素とは『糖質』『脂質』『タンパク質』の事。
 
これに『ビタミン』『ミネラル』が入ると五大栄養素になる。
 
 
 
では三大栄養である『糖質』『脂質』『タンパク質』と『ビタミン』『ミネラル』との違いは何なのか??
 
それは、エネルギー(カロリー)があるか無いかの違いである。
 
 
人間は基本的に食べたものから栄養を摂り生きることが出来る。
そしてエネルギーは生きるのに一番欠かせない存在である。
 
『糖質』『脂質』『タンパク質』の三つにそのエネルギーが含まれている。ということだ。
 
 
一つづつ詳しく見ていくと、
 
『糖質』
糖質とは、簡単に言うと砂糖。甘みのあるものは大体糖質が含まれていると思っていい。炭水化物(ごはん、パン、麺)も糖質の区分に入る。
あと勘違いしやすいのが野菜にも糖質が入っている物がある。
ニンジンやジャガイモなどの芋類。
果物が甘く感じるのは果糖という種類の糖質が入っているから。
特徴としては、三大栄養素の中で一番吸収が早く、エネルギーに変換されるのが早い。
よくスポーツ選手が試合前におにぎりを食べたり、試合中バナナを食べたりするのは、
なるべく早くエネルギーを摂取するためだ。
 
また、脳を栄養するのは糖質であるブドウ糖だということも言われている。
 
 
1gあたりのエネルギーは4kcal。
 
※人口甘味料はカロリーは無いが、砂糖を原料にしているため糖質に含まれているようだ。
 
 
 『脂質』
脂質とは、いわゆる油。肉の脂身、サラダオイルなどの植物性の油などもそうだ。
牛乳にも脂質は入っているし、ピーナッツやクルミなどのナッツ類にも入っている。
特徴として、三大栄養素の中で一番エネルギーが高い。
最近はえごま油などのオメガ3脂肪酸を積極的に摂ると健康に良いと言われている。
 
1gあたりのエネルギーは9kcal。
 
 『タンパク質』
タンパク質は、肉、魚などの動物性タンパク質と大豆などの植物性タンパク質に分けられる。
動物性タンパクの主な食品としては、牛肉、豚肉、鶏肉、卵、牛乳、その他の乳製品、魚介類。まあその名の通り、動物であればタンパク質は含まれている。
植物性の主な食品はやはり、大豆だろう。
他にもあるのかと思って調べてみたら、ゴマやカシューナッツなどのナッツ類にも含まれているようだ。
 
人間の身体は、ほとんどがタンパク質で出来ているので、エネルギーは低いが、とても大事な栄養素だと言われている。
エネルギーとして摂っているというよりも筋肉や皮膚などの細胞を維持するための栄養素だとも言える。
 
実際、普段の食事から考えるとエネルギーは脂質や糖質から積極的に摂り、タンパク質のエネルギーはほとんど使われることが無い。
あるとすれば、脂質や糖質を完全に抜いた食事を摂った時や、
何日も食べれない日が続いて、生命の危機を身体が感じた時は、筋肉や皮膚などのタンパク質を破壊してそれをエネルギーに変えるようだ。
 
1gあたりのエネルギーは4kcal。
 
 
 
と、簡単に三大栄養素について書いたが、食事から健康を考える際、まずこれらの知識が基本となってくる。
そこにビタミン、ミネラルなどの栄養素がバランスよく入る事で健康的な食事が完成する。
 
何をどのくらい、どのタイミングで摂るかによっても大きく変わる。
 
 
 
 
実は、最近自分の中で食事に関して大きな変化があったのでそういうこともこのブログを通して伝えていきたい。