"マゴワヤサシイ"を食べる。

 

 

食から健康を考える際、困ったときの語呂合わせというものがある。

 
それは、マゴワヤサシイ(孫は優しい)だ。
 
基本的にこの言葉に従って食材を選べば健康的な食生活を送ることが出来るというものだ。
 
 
 
マ→豆類(大豆、小豆、枝豆、いんげん豆など)
 
 
ゴ→ゴマなどの種子類(白ゴマ、黒ごま、アーモンド、クルミなど)
 
 
ワ→ワカメなどの海藻類(海苔、昆布、ワカメ、めかぶ)
 
 
ヤ→野菜類(基本的にはほうれん草、にんじんなどの緑黄色野菜)
 
 
サ→魚類(さばなどの青魚が特に良い)
 
 
シ→しいたけをはじめとするキノコ類
 
 
イ→イモ類(里芋、山芋、さつまいもなど)
 
 
 
 
 
 まず、マとサは重要なタンパク質の食材。青魚にはEPADHAなどの良質な油が入っている。
ゴはオメガ3脂肪酸などの良質な脂質が摂れる。
 
ワはミネラル、マグネシウムの宝庫。
 
ヤは、ビタミンが豊富。
 
シは、水溶性食物繊維が豊富。
 
イも食物繊維と糖質が入っている。
 
 
 
何を食べれば良いか困った時は、基本的にこれに従って、食材を選ぶようにする。
 
ただ、注意しなくてはいけない部分がある。
 
まず、食材そのものが安心安全なものかをしっかり吟味する。
残留農薬の有無、産地、生産者などがはっきり記載されていて信頼のおけるものを選ぶようにする。
これはとても大事なことで、いくら健康に良いからと言って、そのようなことを気にせずに食べてしまうと健康を害してしまう。
対策としては
・外国産を買わずになるべく国産のものを選ぶ(国産だからと言って必ず安全というわけではない)
・無農薬の野菜を買うか、重層水などにつけて残留農薬を取り除く
・産地、生産者がはっきりわかるものを選ぶ
・野菜などは自分で栽培(できる範囲で)
 
 これくらいの事は最低限注意しなければならない。
 
 
 
 
もう一つ問題があって、
この語呂合わせの中には、動物性タンパク質が魚しか入っていない。
 
つまり牛、豚、鳥、卵などのタンパク質が入っていないのだ。 
 
自分はタンパク質、特に動物性のタンパク質をしっかり摂るべきだと考えているので
肉や卵なども食べたほうが良いと思う。
 
 
大豆などの植物性タンパクもアミノ酸スコアで見ると肉などにほぼ近いくらいのタンパク質量だが、人間の身体に対してそれが全部吸収するかというとそういうわけでもない。
 
やはり同じ動物、生体同士から栄養を摂ったほうが吸収はいいように感じる。
 
 
 
元々、人間は狩猟民族で肉(動物性タンパク)を主な栄養源としていた。
それがいつしか、米や小麦を栽培するようになり、だんだん炭水化物(糖質)中心の食生活になり、様々な病気が増えた。
 
現代人は明らかに糖質の摂りすぎで、健康を失っているので
昔に経ち戻って、もっと肉を食べるべきじゃないかと自分は考えている。
 
 
なので新たに肉の『ニ』を加えて、
 
マ 豆類
ゴ ゴマ類
ニ 肉類
ワ 海藻類
ヤ 野菜類
サ 魚
シ しいたけなどのキノコ類
イ イモ類
 
 
 
、、、でどうだろうか。
 
 
 
 
 
 

 

これはとある日の自分の昼食だが。。。

・雑穀を混ぜた玄米

・味噌汁

・納豆 
・漬物
・目玉焼き三つ 
・子持ちししゃも8匹
・ちくわ
筑前
・ハムカツ
・ポテサラ
・キャベツ
・メロン
 
 よっぽどお腹が空いていたのだろう。
 これでは栄養は摂れていても、量が多すぎて胃に負担をかけてしまう。
 
 もっと少ない量でバランスよくしっかり栄養を摂れるように改善しなければならない。
 
おいしさ、栄養、かかった値段、時間、満足度などを完全に網羅した完璧な食事を毎回取れるように努力したい。