那須温泉 鹿の湯レポート
割と温泉は前から好きで、暇が出来たら行くというのが趣味な私。
接骨院時代、患者さんと温泉の話で盛り上がり「温泉好きなら鹿の湯がおすすめだよ!!」と教えてくれたのを思い出し、行ってみることにした。
鹿の湯は栃木県那須高原にある歴史の古い温泉。
山北の自宅から車で4時間程。決して気軽に行ける距離ではない。
3月30日、泊まる宿を予約し、期待に胸を膨らませ出発。。。
着いた!!
車を降りた瞬間から町中に漂う硫黄の香りが何とも『温泉来た!』感を増幅させる。
そして周りには旅館、民宿以外の余計な施設、騒音など皆無で自然と一体化している雰囲気がたまらなく良い。
まさに温泉好きの温泉好きによる温泉好きのための場所。
これは期待できる!
思わず心の中で「これで良い。これで良いのだ!」とつぶやいてしまった。
因みに自分は温泉に詳しいわけではない。
ただ好きというだけで今まで行った場所も回数もそこまで多くはない。
回りの友人よりはちょっと行ってるかな?程度である。
鹿の湯と提携している宿泊施設に泊まると150円で入れる券をくれる。
いざ中に入ってみると。。。
檜に囲まれた歴史を感じる建物がいい雰囲気を醸し出している。
一瞬面食らったが、シャワーや鏡などいわゆる身体を洗う場所が無い。
どうやら湯船に浸かる前に手前の浴槽とかけ流しのお湯で桶を使って身体を流すスタイルのようだ。
『かぶり湯』と言って高温のお湯を頭から何回も何回もかけるとのぼせの予防になるそうだ。
なぜ浴槽が六つ(女湯は五つ)もあるかというと、それぞれ温度が違っていて、
手前から41℃、42℃、43℃、44℃、46℃、48℃に分かれている。
自分が入った時は結構混んでいて、それぞれの湯船に2~3人、外の床で休んでいるのが5~6人いたので25人位は入っていたと思う。平日でこれなので祝日はもっと混むんじゃないかと予想される。
なので、足を目いっぱい伸ばしてゆったりのんびり入る余裕は無く、お互いに譲り合って交互に入るという感じ。
温泉の泉質は単純酸性硫黄温泉、酸性低張性高温泉。
詳しくはよくわからないが、PHが低く、熱いってことなんだろう。
色は白濁としていて、肌触りは若干ヌルッとしている感じ。
そしてとにかく熱い。
41℃から徐々に熱いのに挑戦していったが、自分は46℃までいき、ギブアップしてしまった。
次回は是非、48℃にも挑戦したい。
宿泊は鹿の湯から徒歩五分程の所にある中藤屋旅館に泊まった。
自分以外にお客さんがいなかったらしく、お風呂が貸し切り状態だったのが良かった。
ここのお風呂は、鹿の湯から直接お湯をひいているので、温泉成分は全く一緒。
昼間と違って夜はゆっくり浸かることが出来た。
夕食
3月31日、旅の二日目は初めての那須を観光することにした。
まず行った場所が、竜化の滝。
駐車場から10分ほどハイキングしたところに迫力満点の滝が出現した。
竜化の滝の手前にある風挙の滝
竜化の滝 竜が上る様に見られるところから名づけられた。
次は、那須ロープウェイに乗ることにした。終点の標高は1600m程。
天気が良くて景色が最高だった。
前日に雪が降ったらしく、ところどころ積もっていた。
時間の関係で山頂まで歩けなかったが、十分景色は良かった。
元々、一泊で帰る予定だったが温泉に完全にやられたのでもう一泊することにした。
飛び込みで松葉という民宿に素泊まりで入れてもらい夕食は外食することに。
ステーキが無性に食べたくなりMr.BEEFというお店に行くことにした。
450gのステーキを頼んだが、これがメチャクチャ美味かった。
店の雰囲気といい、味といいかなりこだわりを感じる。
ここは是非お勧めしたい。